不思議な日本語
今日の仕事中の出来事です。
お客さんに攻略本を聞かれ、既に売切れだったので
「すみません、今売りきれて無いです」
と、言いました。そのお客さんはお母さんで子供と一緒に来ていたみたいで、
「売りきれてないんだって」
と、すぐそばにいた子供に、そう言いました。
それを聞いた子供は、嬉しそうな顔になりました。その様子を見ていた自分は、不思議に思いましたが、次の瞬間理由が判明。
「じゃぁ、どこにあるの?」
と、無いといわれたのにそう聞く子供。
「だから、売りきれてないんだって」
だから、お母さんは同じ事をもう一度繰り返す。その時のニュアンスが、微妙に違う事に気づきました。
売りきれてない…子供の方は、売り切れでもう無いのではなく、まだ売り切れてなく、残っていると思ったみたいです。
小さい頃読んだ絵本の中に”この店に無いものは無い”と言う話があり、その事を思い出しました。
次からは、売り切れで店に無いですと、しっかり言おうと思います。